「あちこちオードリー」で垣間見えるゲストの個性と才能

芸能人の素顔を探る番組はたくさんあって、A studio、おしゃれイズム、アナザースカイ、ダウンタウンなう、などのちょっとお洒落なムードで、だったり、芸能人の砕けた一面を見せてくれたりする。もちろんどれも好きな番組だ。

 

その中で最近わたしが群を抜いて楽しみにしている番組がある。

10月からテレ東でレギュラー番組となった「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」

 

春日を大将に、若林が「懐に入るのが上手い常連客」と模して、芸能人の本音を聞き出す、というのがテーマのようだ。

30分弱で短いながらも、色々と驚き学ぶ発言が多い。他の番組との明確な違いはどこか?それは、話題がどこへ行くか未知数なところだと思う。話題は若林の質問によってあらゆる方面へ飛んでいく。他の番組では聞かないような話に終着する事もしばしば。ゲストの個性や独特な発想を垣間見ることができる。

 

レギュラー初回のゲストに迎えられた若槻千夏は、独自のタレント名鑑があることを告白した。バラエティタレントが自身の出演番組を見て、どこが使われたかを研究するという話はよく聞くが、楽屋挨拶OKか?本番前に話しかけてもOKか?というメモをしているタレントの話は初めてきいた。若林に関する記載の例として、固有名詞での悪口を処理できない、本番前に話をしないが話しかけてもOKなどを挙げた。

 

昔なにかの記事で、効果的なメモは「次の行動に直結して活かせるかどうか」で差が出る、と読んだ。若槻千夏が芸能復帰してからすぐに第一線に戻ってこれた理由として、誰よりも勉強していると言っていたけど、本当の理由はメモの内容にあるんだろうなと感じた。

 

私は普段OLなのでこれは是非真似してみたい。あの上司は具体例を持って行った方がいいな、とか数字が好きだな、とか。話すのが好きそうだからすれ違った時は声をかけよう、とか。

 

今回は若槻千夏を例に挙げたが、今週のゲストは前回に引き続き、狩野英孝とロッチ中岡のようだ。前回はドッキリをかけられ続ける人とはどういう人なのか?を紐解いていくのがメインコンテンツだった。今週も引き続き楽しみにしたい。