旅をテーマにしたオススメの本を3冊紹介

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いつまで新年ネタ引きずるんだよ!!と言われそうですが

新しい年って色々やりたいこと考えたりしますよね??

 

計画の中に「旅」に出かける。という人も多いと思います。

私もその中の1人。旅行無くして日々頑張れません!

 

今日はそんな「旅」をテーマにした本を3冊紹介します。

 

 

旅をする木 / 星野道夫

 

学生の頃の教科書で知っている方もいるかな。

アラスカの自然や動物をメインに追う写真家です。

 

異国の地で、写真家として、アラスカの地を見つめ続けた星野さんだから紡ぎだせる言葉で、

人生について書かれたエッセイです。

 

素敵な言葉が詰まっている素敵な本なのですが、私が好きな一節はこちら

 

ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは、天と地の差ほど大きい  

                    旅をする木」より引用 

 

ロッコで砂漠に立った時にこれをすごく思い出して。

自分がパソコンに向かって働いている時に、地球の裏側でラクダと共に生活をしている人がいる。

そういうことを知るのと知らないのとでは全然違うし、旅の面白さってこれだよなと。

 

星野さんの言葉がとてもゆったりと流れるようで節目ごとに読みたい本。

 

 

食べて祈って恋をして / エリザベスギルバート

 

こちら映画化もされていたので、そちらの方が有名かもしれません。

主人公のリズが自分探しをするために旅に出る。

イタリアで食べて、インドで祈り、バリで恋をする。

 

旅を通じて、リズが考え行動し、変わっていきます。

人は何を求めて旅をするのか?これって永遠のテーマだと思うんですがリズも同じ。

どこかの場面、言葉で刺さるところがあると思います。

 

ただ洋書の翻訳された文章って結構集中しないと読みにくて。

苦手な方は映画もおすすめ。特にイタリアのシーンとか、食欲が掻き立てられますよ。

 

 

旅ドロップ / 江國香織

 

2020年1冊目に読んだ本です。旅にまつわる短編エッセイ。

 

読み終わったあと、旅にでたくなったし

日々五感を研ぎ澄ませて生きたいと思った。

 

私がそこにいて、生きて、何を感じたのか

もっと内側に耳を澄ませて過ごそうと。

 

さすが作家さん、本当に言葉の一つ一つが丁寧で綺麗です。

 

 

さて、いよいよ明日は仕事初め。

ちょっと名残惜しい・・くらいの方が、また次のお休みも楽しみだったり。

 

2020年滑り出し、輝かしい1週目にしましょうね。

 

F.